無敵級*ビリーバーのおはなし


【試聴動画】無敵級*ビリーバー / 中須かすみ(CV.相良茉優)

 

 ついに発表になりましたね!ニジガクのアニメーションPV付きニューシングル、『無敵級*ビリーバー』です。

 

 このシングルの注目点は、ラブライブ初の「表題曲としてのソロ曲」であること。それから、「アニメ映像としての初めてのニジガクの映像であること」。作曲に有名ボカロPのDECO*27さんを呼んできたこと。これまでのラブライブから考えれば相当に異色なシングルなので、情報解禁を首を長くして待っていました。

 

 曲調はこれまでのかすみんのソロ曲をは一線を画しつつも、アイドルらしいかわいさがはじけるアップテンポな曲でしたね。一線を画してくるであろうとは思っていて、QU4RTZの2曲でのかすみんはかなりボーカルとしての可能性を見せていたから、芸術性の高い曲が来るかなと思っていたのですが、それよりは素直でとてもかすみんらしい曲になりましたね。

 

 コンテンツの外側にある有名な人とのコラボって難しいところがあって、あまりコラボ先によってころころと曲調を変えてしまうと、コンテンツとしての軸がよくわかんなくなることが多々あるんですよね。今回の曲は「ラブライブ!シリーズ」として十分に系統を受け継ぎながら、ボカロ曲っぽい作曲者の個性をしっかり活かせているので、最高のタッグだったなと思います。なんか「金曜日のおはよう」っぽくない?柑橘系のフレーバーみたいな爽やかさ。好き。

 

 PVも新しい趣向ですね。作画もこれまでと違うし、なんだかテイストも違います。より「PV感」が強いというか。歌詞を大きく出す演出も新鮮でいいですね。なんかこうやって書くと岡崎体育の曲みたいだけど。より「アーティストのPV」感が強いPV。最高です。

 

 歌詞は「中須かすみ」と「かすみん」とのキャラクターの二面性を描いているという感じなのかな?中須かすみちゃんはアイドルとしてのセルフプロデュース力が高いキャラクターで、そのためには努力を惜しまない子なんですよね。にこちゃんに近いかな。それでほかのライバルを追い落とそうとするんだけど、おっちょこちょいもあってうまくいかない。そこが一番の可愛さなんだけどね。そんなかすみちゃんが、鏡越しに「中須かすみ」の視点から「かすみん」に語りかけるような歌詞は、中須かすみというアイドルのキャラクターを掘り下げるのにとても大きな貢献を果たしてくれそうです。

 

 「鏡」ってかわいいを演出するには必須のアイテムですよね。鏡越しのもうひとりの自分に魔法をかける。メークアップして、もう一人の自分にかわいいの魔法をかけて、外の世界に飛び出す。純度100%の「かわいい」が溢れんばかり。最高です。

 

 これを2ndライブで聴けると考えたら絶対行くしかないですよね。早くコロナよ消えろ。そしてチケットよ当たれ。中須かすみ役の相良茉優さんは心身ともにキャラクターとのシンクロ度合いが高い声優さんなので、ライブパフォーマンスも絶対素晴らしいに決まってる。はあ、早く現地で聴きたいなあ。

 

 


【試聴動画】未来ハーモニー / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 

 今作はc/wの「未来ハーモニー」にもアニメーションPVがついてます。これカップリングなのかな?両A面ってわけでもないけど、ジャケットはリバーシブル仕様だし......。まあいいか。PVは多分ワンコーラスだけですかね。

 

 こちらは優しい雰囲気の全員曲。後述するAqoursの6thライブテーマ曲がかなり攻めた曲調だったので、こういう曲が増えるのもまた嬉しい気がしますね。ニジガクはなんか全体的にハーモニーが優しい雰囲気になるんだよね。そこがいい。

 

 あとはこの衣装がめちゃくちゃ好みですね。かすみんカラーの黄色基調。シンプルだけど可愛い。

 そういえばどちらのPVでもしっかりレインボーブリッジを封鎖して、東京アラートを解除してレインボーブリッジを虹色に照らしていますね。ニジガク最強じゃん。

 

 とにかく早くフルで聴きたい!うずうずが抑えきれません!!

 


【試聴動画】『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 6th LoveLive! DOME TOUR 2020』テーマソングCD「Fantastic Departure!」

 

 おまけといってはなんですが、先日発表になったAqoursの6thライブテーマソングの『Fantastic Departure!』についても一言二言。

 

 めっっちゃ攻めてますね。攻めてる。試聴動画開いて「はえー」ってなってたもん。表題曲の「Fantastic Departure!」はEDMとテクノの中間みたいな曲。サビの展開にはちょっとびっくりしたかな。もう完全に「おしゃれ」と「かっこいい」に振り切ってる。とても好きだけど。

 

 c/wの「Aqours Pirates Desire」はもっとびっくりしました。もうほんとにどんな曲調でもこなせるんですね......。もうこれ、オリンピックのCMとかのバックでかかってるよう知らんアーティストのむっちゃかっこいい曲じゃんか。なんでちょっと大阪弁っぽくなったんだろ。

 

 「Wake, up Challenger!」もそうだったんですけど、最近ちょっと歌い方が変わったかな?という部分もありますね。もう良くも悪くも「スクールアイドル」感が無い。Daydream warriorとかスリリング・ワンウェイとかといっしょにやってTVの歌番組とか全然関係のないフェスに出てみても面白いんじゃないかな。楽曲・歌声・ダンスの全ての面で圧倒できると思う。

 

 まだ日程や詳細は発表になっていませんが、Aqoursの6thライブは5大ドームツアーです。これまでアニメコンテンツが一度もたどり着いたことの無い世界へ、どんどんと突き進んでいる感じがありますね。

 それから、このまえ配信されていた4thに続いて「アニメのストーリーに縛られない」ライブツアーでもあります。4thでは浦の星交響楽団を引き連れてまさかの演出でしたが、今回もそういうこれまでに無い演出があったら嬉しいなあ、と思います。クジラに乗って出てくるかもね。

 

 あと一つ思うのが、「本当に!!コメント欄に!日本人が!いない!!!」これですね。Youtubeってコメント欄をスクロールしながら「うんうん、わかるわかる」ってやるのが楽しみの一つだと思うのですが、最近が外国人ラブライバーの進出激しく、日本語のコメントが完全に埋もれてしまっています。もちろん素晴らしいことです。LAでもライブを成功させているAqours。そのうち世界ツアーまであるかも知れんな、こりゃ。

 

 Aqoursにはもっともっと広く大きい世界を見せてほしいなあ、と思うばかりですね。7thは国立競技場でワンマンをしてほしいな。それだけの実力はもう十分にあると思う。「ありえないことが起こる それが僕らさ」「ありえないはないよ」。

 これからのAqoursも、楽しみでしようがありませんね!

 

それではまた。

こばと