『Fantastic Departure!』とAqours6thライブツアーのおはなし

 お久しぶりです。こばとんです。

 今日、7月21日はAqoursの6thライブツアーテーマソング、『Fantastic Departure!』のフライングゲット日です!ラブライバーの皆さんはもう手に入れましたか?

 今日は、『Fantastic Departure!』収録曲の感想、Aqours6thドームツアーに関することなど、Aqoursの新曲とこれからについていろいろ思っていることをおはなししていこうと思います。『Fantastic Departure!』をまだちゃんと聴いてない!という人は、ネタバレになってしまう部分も多いと思いますので、ブラウザバックして、最高な曲を存分に聴いてから戻ってきてくださいね!

 

 

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『Fantastic Departure!』フラゲ!みんなも買おう!

『Fantastic Departure!』

 表題曲『Fantastic Departure!』は、EDMっぽい曲調が印象的な、カッコよさに全振りした曲です。2020年に開催されるはずの、Aqours5大ドームツアー「Aqours 6th LobveLive! DOME TOUR 2020」のテーマソングです。ポジション的には4thライブの時の『Thank you, FRIENDS!!』に次ぐ曲ですね。

 さて、これは試聴動画公開時にも言っていたことですが、明らかにこれまでと曲調と変えてきました。おしゃれでかっこいい曲調は近年激増している海外のファンに特に響いたようで、『Fantastic Departure!』の試聴動画のコメントは日本人を探すのが難しいくらいの状況ですね。

 歌詞は、「5大ドームツアー」という、これまでアニソン歌手・グループが一度も成し遂げていない大規模公演への挑戦をテーマにしたような歌詞になっています。個人的には2番の「時代(とき)は波よりも速い 寄せては返さない ただ前に流れる ああ前に だからしっかり進んでこう ファンタスティックな出発は 飛沫をあげながら そう前に」というところが好きですね。多分ここのソロパート、曜ちゃん→鞠莉ちゃん→善子ちゃんの順番だよね?あいにゃとあいきゃんのいい声が好きすぎる。

 

イルカが呼んで クジラに乗って

 そんな歌詞の中で圧倒的な存在感を放っているのが(畑亜貴さんだからまあこんなもんなのかもしれないけど)、サビの歌詞中に登場する「イルカ」と「クジラ」ですね。「クジラ」の方は、先日生放送で名前がきまった「ポエポエ」ちゃんのことを指しているのだと思いますが、「イルカ」の方も気になるところです。単に表現としてそうなのか、なにかを「イルカ」で表しているのか、それとも......?

 気になる「イルカ」はとりあえず置いて、1番でも2番でも「クジラに乗ってしまうんだ」という歌詞は共通しています。言葉を額面どおりに取ればAqoursメンバーが「ポエポエ」にのって登場するといった展開が想定されるわけですが......。

 「なぜだなぜだ!」という歌詞や、「ありえないことが起きる」という歌詞があるのも気になるところです。「ありえない冒険」はほんとうに5大ドームツアーだけを指しているのか、それともわれわれの度肝を抜くような演出がライブ当日にあるのか......。これ以上はただの妄想になってしまいますし、ライブ当日までのお楽しみと言うことにしましょう。私はきっと想像以上のものが待っていると信じています。

 それにしてもラスサビ前の「手を伸ばして!」は本当に雰囲気がありますね。会場で聴いたら絶対に鳥肌ものです。早く「かっこいいAqours」が見たいなあ。

 

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先日発売の「ヤングジャンプ」を購入すれば、着せ替えCDジャケットも手に入るぞ!それはそうと、このふりさん可愛くない?

Aqours Pirates Desire』

 B面の『Aqours Pirates Desire』は、十分インパクトがあったA面を上回るインパクト。「海賊」をイメージした曲は、これまた今までのAqoursに無かったような曲調。すこし暗い雰囲気のダンスチューンは、ライブ会場で流れればさらに化ける曲になるはず。Dan-Da-Danが癖になるよね。絶対ライブで楽しいやつっしょ。

 歌詞の強い雰囲気も印象的。「奪いとれ」、「どんなモノも私のもの」。強気なAqoursも新鮮です。

 ラスサビのとこの最初のソロって誰のソロパートなんでしょう?わかる人いる?教えてくださいな。声を低く抑えて歌ってるのがすごくいいですよね。こういう抑えた感じから一気に展開していくのにオタクは弱いからね。もう負けたよ。

 

 

「フェンシングのまち沼津」と、オリンピック?

 この『Aqours Pirates Desire』、「勝利」という言葉も入っていますし、何となくスポーツの応援ソング感があるんですよね。そして、収録のドラマパートもスポーツにちなんだ雰囲気のあるものになっています。7番目のトラックに収録されている「フェンシングってなんだろな?」は、「フェンシングのまち沼津」のポスターに起用されたAqoursにちなんだ内容。ひょっとしたら『Aqours Pirates Desire』はこれにも関連しているのかなあという感じかもしれません。『君の瞳を巡る冒険』みたいに正式になにかとのタイアップと発表されているわけではないですが。

 ところで、Tr.5「Aqours流、勝利論」、Tr.6「魅惑のロードバイク」も、スポーツを題材にしているのが気になります。きっと1年かそれ以上前から計画・準備していたであろうAqours6thライブツアーですから、オリンピックイヤーであったことは考慮していたのかなあ、と邪推します。もしかしたらオリンピックにちなんだ演出もあったのかも。それにしてもコロナでオリンピックが延期されたのは各所に大きな混乱をもたらしましたね。イベントというのはかなり長期間をかけて準備するものですから、簡単に方向転換することもできないので、イベントの開催者は相当頭を悩ませていることでしょうね。

 

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珍しい組み合わせが楽しめます。

Aqours活動休止は近いのか?

 まとめサイトのような見出しになりましたが、この問題はラブライバーにはいつも脳内にちらついている問題だと思います。スクールアイドルは「限られた時間」が題材の一つとなっていて、突然のμ'sの活動休止の報はラブライバー全員を驚かせると同時に、「ラブライブ!の時間は限られている」という事実を否応なく実感させられたのでした。

 すでにアニメ1期2期、劇場版も終わっているAqoursがいつまで活動するのか、それはいつも頭の片隅にある問題なのです。4thの時に、感謝を伝える内容の『Thank,you FRIENDS!!』が発売されたときも、「まさか!?」という思いを抱いたラブライバーの皆さんは多いと思います。

 しかし、今回のシングル収録2曲にはそういう雰囲気はありません。むしろ、前向きな挑戦の雰囲気がひしひしと伝わってきます。それに、「みんなと一緒に作ってきたAqoursの物語」という感じではなく、「これからはAqoursが走っていってみんなに新しい景色を見せてやるんだから!」という雰囲気を強く感じます。まあ、こうやって安心したときに「それ」が発表されるのは死ぬほど怖いんだけど......。自分がナンバリングライブに漏らさず参戦しているのは、「それ」がいつ来てもいいようになのです。コロナによってAqoursのライブが中止になったことを「Aqoursの1年が失われた」と重く見る人が多いのも、やはりこの「限られた時間」への意識によるものが大きいでしょう。「燦々ぬまづ大使」に2020年までの任期でAqoursが就任したとき、「ああ、2020まではAqoursはやってくれるんだ」と思った記憶もあります。とにかく、できれば永遠に、でもそれは無理なら一秒一瞬でも長くAqoursの活躍を見ていたいものです。

 

6thライブへの期待

 このブログを執筆中に、Aqours6thドームツアーについての概要が発表されました。国が5000人以上のイベント開催許可を延期する決定をしたことを受け、9月いっぱいに行われる名古屋・埼玉両公演は無観客開催となることになりましたね。まあいろいろな決定についての感想や意見は、この記事の話題とは文脈を異にするものですからここでは言及しません。

 なにはともあれ、6thドームツアーが9月から始まることになったわけです。その内容にどんな期待をしているのか、お話していきましょう。

   Aqours6rhドームツアーの公式HPはこちら→http://www.lovelive-anime.jp/uranohoshi/sp_dometour.php

 これまで、1st、3rd、5thの各公演は、アニメや劇場版のストーリーに沿って、その挿入曲を中心にセットリストが組まれました。

 今回の6thは、2ndや4thと同様、アニメのストーリーに沿った演出はないことが想定できます。私が期待するのは以下の点です。

 

 〇かっこいい曲が多いセットリスト

 『Fantastic Departure!』は、これまでの曲なら『Daydream Warrior』、『SKY JOURNEY』、『君の瞳を巡る冒険』のような、芸術性の高いかっこいい曲調です。セットリスト全体も、ライブ映えするような曲や、芸術性の高い「魅せる」曲が多くなることが期待できると思います。ああ、『Wake up, Challenger!!』も聴きたいなあ。唯一残念な点は、こういうライブ映えする曲はコールを含めて価値がある、という点でしょうか。

 

 〇セットリストの柔軟性

 もちろんライブの練習に充てることのできる時間は限られているので、短い期間・少ない公演数の中ではセットリストの幅はあまり広くなりません。しかし、比較的期間をもって行われるライブツアーでは、2ndのときがそうでしたが、セットリストを比較的大きく変えることも考えられます。これだけの大きな公演なのですから、より多くの曲を聴くことができるのではないか、と期待するのです。加えて、先ほど発表された概要を見る限り、各公演ごとにサブタイトルが違うようです。きっと各公演、それぞれの公演テーマに合わせた内容になるのでしょう。クリスマス後の福岡公演では『ジングルベルがとまらない』が聴けるかもしれない!とかね。楽しみは尽きませんな。

 

 〇ライブ演出

 今日の発表では、今回も4thに続いて、アニメラブライブ!サンシャイン!!の劇伴を作曲した「カトタツ」こと加藤達也さんと、「浦の星交響楽団」のみなさんが参加することがあきらかになっています。4thでは、オーケストラによる劇伴演奏や彼らの演奏による『キセキヒカル』など、それまでのラブライブ!シリーズのライブでは見られなかったような演出がみられました。評価はそれぞれかもしれませんが、Aqoursのこれからの可能性という意味でも、またコロナ禍下での無観客、あるいはコール無しのライブの演出としても、いろいろな挑戦がみられたらいいなあ、と思っています。

 

 こんな感じでしょうか。とにかくどんな形でもライブが開催されるということでしたら、Aqoursが見せてくれる景色をしっかりとこの目に刻んでおきたいところです。

 

 

 以上、『Fantastic Departure!』を聴きながら、その収録曲と6thドームツアーについておはなししてきました。みなさんも、『Fantastic Departure!』を聴きながら、Aqoursがこれから切り拓いていくであろう未来に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。どんな未来を描きますか?ちなみに私は、沼津でのライブと、国立競技場でのライブができたらいいな、と思っています。「こんなのもいいな」っていうのがあったらぜひ教えてくださいね。

 

 それではまた。来週はついに『無敵級*ビリーバー』発売です!早く聴いてブログでお気持ち表明したいなあ。それまで一週間、頑張っていきましょう!

 こばと