TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』最速視聴レポート #1 「はじまりのトキメキ」
みなさん!!!ついに始まりましたよ!テレビアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』!
もうほんとに待ちきれなかったよねえ。でもなんか実感もなくて。毎週末が待ち遠しくて、シャワーのように素晴らしい新曲を浴び続けて、みんながみんな驚くほどかわいくて尊くて、そして恍惚の表情で怒涛の勢いで出てくる円盤にお金を溶かし続ける、あの時間。またくるんだなあって、終わった今ようやく実感しています。
前置きなんてまどろっこしい!さあさあ、アニメについてお話していきましょう!
※当記事は、TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のストーリーに関するネタバレ、あるいは、アプリ『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルオールスターズ』のストーリーに関するネタバレを含みます。アニメ未視聴の方、アプリ未プレイの方は、予めご了承ください。
TVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」PV ロングVer.
都会で、ちょっぴりオトナなお台場の高校生事情
台場からのレインボーブリッジ。今回の舞台が凝縮されたようなシーンからアニメは始まりました。どことなく無敵級*ビリーバーを思い出す気もして......高まる期待!
細かいところだけど、シーンが変わるときに入る「LOVELIVE!」、「SCHOOL IDOL PROJECT」のカットインは、どことなく『無敵級*ビリーバー』と、それから『未来ハーモニー』のPVっぽい感じ。演出とかのテイストもああいう感じになるのかな。
そして、早速、ゆうぽむですよ!えっ、矢野さんの侑ちゃん、超イメージ通りなんだけど。声、めちゃくちゃ良いじゃん......!
侑「イマイチ、トキメキが足らないね~」
舞台はダイバーシティの中。「都会」を意識してるよね。都会の女子高生って感じで、洗練された放課後。前々作や前作とは違うぞ、って感じがする。
侑「このまえ取り損ねたぬいぐるみさ~、ネット見たら、オークションに出てて......」
「取り損ねた」って、多分クレーンゲームのことだよね。ネット―オークションをなんの躊躇もなく使うこの描写も、「都会の子」感を強めてるなあって思ったり。
さて、意味深なシーンはここから。
侑ちゃんが歩夢ちゃんにふりふりで可愛い服を勧めるシーン。
「似合うと思う」という侑ちゃんも、歩夢ちゃんは断ります。まあね。気持ちはわかるよ。
「最近までよく着てた」が小学生の時の話なのはちょっと面白いよね。いや、さすがに最近じゃないでしょ。
と、ここでイケメン侑ちゃん登場。
侑「着たい服着ればいいじゃん。歩夢は何着たってかわいいよ」
そういうとこだぞ。そうやって数多くの女の子を勘違いさせていくんでしょ。ほら、歩夢ちゃんが泣いてるよ?知ってる。でも、想像してた侑ちゃんがそのままって感じ。好きだなあ。ちょっと男のこっぽさがあるのも、イメージ通り。
で、「あゆぴょん」。は?いきなり頭をフリーズさせないでよ。それを切り札にするのはまだはやいでしょ?そしていちゃいちゃするゆうぽむ。解釈は完全に一致です。
で、大事なのはそこじゃなくて.......。フリフリの服を断る歩夢ちゃん。これは伏線になりそう。かわいい服を着れるのが、スクールアイドルだしね。
それから、コッペパン!これさ、あの投票の時のやつよね?『無敵級*ビリーバー』もそうだけど、そうやって遠い伏線を綺麗に回収するの、ずるいってば.......。
いちゃいちゃゆうぽむは変わらず。自撮りを提案する歩夢ちゃんも、やっぱり都会の子なんだなっておもうなあ。
『CHASE!』と、不穏の影
「なんかピンとくるの無いんだよねえ......。」
侑ちゃんのこの言葉。何かが始まるぞ.......!
画面が切り替わって、階段を降りてくるせつ菜。ダイバーシティ―の階段。この場所は、虹ヶ咲のみんなが初めてステージに立った場所でもあるし、大切な場所になりそうだね。
そして、いきなりの『CHASE!』。さすがにびっくり。まあ、予想できたといえばできたけどさ。ばっちり使うとまでは.......。
で、突然バトルアニメみたいになる演出。これは明確に、これまでのラブライブ!には無かったですね。まあ、今作は明らかに今までの系譜とはちょっとズレているので、このくらいやってくれた方がいい、みたいなとこもあるんだけど。
「あれ、せつ菜ちゃん一人?」
「新しいグループのお披露目だったよね?」
でもしっかり不穏がはじまるんだね。本来は新グループのお披露目のステージに、一人で立つせつ菜。拳を握りしめるせつ菜の気持ちは、どんななんだろうか......?
ところで、注目するのは「せつ菜が一人でステージに立っていること。スクスタのようなストーリーのプロットなら、一人スクールアイドル同好会をあきらめないかすみが部室に残っているわけで......。かすみちゃんなら、ぜったいこのステージに出たと思うんだよね。でも、ステージに立ったのはせつ菜ひとり。でも、ちょっとメタでネタバレな話をすると、せつ菜=中川菜々さんはスクールアイドル同好会を廃部にしようとする人間なわけで......。おっと、スクスタ未プレイの人にはダメな情報か!見なかったことにして.......!どちらにせよ、これは、なにやら深い事情がありそうです......!
とはいえ、バトルに負けてときめいてしまった侑ちゃんと歩夢ちゃんは、そのスクールアイドル同好会が自分の学校にあることを知ると......。話が動き出さないわけがありません。さあ、ストーリーの始まりです!
垣間見えるメンバーたちの現状、動き出すストーリー
でさ、いきなり髪をほどいた侑ちゃん。ねえ、殺さないでよ。美少女じゃん。ねえ。
そういえば、ラブライブ!のメンバーって、確かに髪色は色とりどりだけど、基本一色で統一されている気がするんだよね。だから、侑ちゃんはちょっと特殊だなあ、って思って.......。え?それがどんな意味があるのかって?いや、わからないなあ、誰か考察して記事にしてよ(他力本願)。
マンションで隣の部屋に住んでるのは、スクスタに準拠。こんな関係って、ほんとにあるんかねえ。
ところで、この後のシーン。授業では一人の侑ちゃん。歩夢ちゃんとは外で待ち合わせ。違うクラスなんだね。
スクールアイドルの良さを熱弁する侑ちゃん。侑「せつ菜ちゃん」のあとに歩夢「ちゃん?」ってなったのは気になる。どういうことかな?侑ちゃんは歩夢ちゃんのこと呼び捨てにしてるし、「ちゃん」呼びしてるのにびっくりしてるとか?うーんなんだろう、なんか気づいた人がいたら教えて。
歩夢ちゃんが予備校の心配をしてるのもあら?ってなったよね。進学校なのかな?これまで、あまりラブライブ!ではあんまり受験の話、なかったからね。これが話に絡んでくることもあるかなあ。
猪突猛進な侑ちゃんにあきれながら振り回される歩夢ちゃんがかわいい。ところで、虹ヶ咲学園のモデルは東京ビックサイトなわけですが......。さすがに広すぎるよね。部室棟、多分うちの大学の学生会館より広いとおもうわ。そりゃ迷うよ。
で、流しそうめん同好会ってなんすか???????
歩夢「同好会だけで100個以上あるらしいよ?」侑「まじか」。
この侑ちゃんのしゃべり方、新鮮で面白いなあ。中性的な感じ。でも、すごくスクスタのあなたちゃんっぽいよね。
そして、璃奈ちゃん登場。璃奈ちゃんから出るのは意外だったなあ。
いきなりのボード無し璃奈ちゃん。これは、いろいろと考察のしがいがありそう。まだ愛ちゃんによってボードが「開発」されていないのか、それとも、この世界線の璃奈ちゃんは普通にボードをしていない時もままあるのか......。これまでの璃奈ちゃんは、肌身離さず璃奈ちゃんボードをつけている印象が強かったので、どんな展開になるのかなあ。璃奈ちゃんボードに関しては、『アナログハート』でも外していたし、どうなのかなあ。いろいろと考えてみる必要もありそうですが、一方でまだ材料がそろっていない感じもするよね。
表情をうまく出せないのは、この世界線でも一緒。愛さんと仲がいいのも、一緒。このシーンでは、早速その問題点が露呈していて、侑ちゃんは璃奈ちゃんの感情を受け取れず。璃奈ちゃん回で、しっかり触れられるかな。そうだと思う。侑ちゃんがあまり戸惑わずに接していることも、璃奈ちゃんにとっては大きいかなあって感じがする。
愛さんは、面倒見の良さはイメージそのまま。でもちょっと、アニメ絵の愛ちゃんはなんか大人っぽいよね。
で!ここで!ここでよ、侑ちゃんの裾を引く璃奈ちゃん!!!!かわいい!!!!!!超かわいい!!!!さすが、キュート系スクールアイドル。惚れちゃう。あ、その高咲侑って子、こう見えてすごい女たらしだと思うから気を付けて。
上からの視点は、多分中川菜々さんのもの。しっかり見てるねえ。で、追ってくるわけだ。
そして、ついにたどり着いたスクールアイドル同好会の部室。しかし、そこに表れたのは生徒会長の中川菜々。
「優木せつ菜に会いに来た」と告げる侑ちゃん。しかし、そこで中川菜々さんから、衝撃の発言が飛び出します。
菜々「彼女はもう、ここには来ませんよ。
スクールアイドルは辞めたそうです。
彼女だけではありません。
このスクールアイドル同好会は、ただいまをもって、廃部となりました。」
いやあ、不穏ですなあ。そして、意味深な発言。
「ただいまをもって」廃部になったって、どういうことなんでしょう。「ただいまをもって」っておかしいじゃん?だってさ、普通なら「廃部になっています」っていうのが普通じゃない?いくら菜々さんにその権限があったって、わざわざ侑ちゃんたちがいる前で、廃部を決定しなくてもいいわけだ。
そう考えると、菜々さんは、侑ちゃんと歩夢ちゃんが来ることを待っていたと読めなくもない。確かに、スクールアイドル同好会は崩壊していた。すでに、廃部になる方針だった。しかし、それは歩夢ちゃんと侑ちゃんがスクールアイドルに気づき、そしてスクールアイドル同好会を探して、たどり着いた。それをもって、廃部になった。どうも、そんな感じがするんだよね。
それから、各メンバーのシーン。演劇部のしずくちゃん。すやぴな彼方ちゃん。果林ちゃんと話すエマちゃん。それから、一人で学校に向かって吠えるかすみちゃん。
果林ちゃんはまだスクールアイドル同好会のメンバーと言うわけでは無さそう。活動休止前のスクールアイドル同好会がせつ菜・しずく・彼方・エマ・かすみというメンバーだというのは、スクスタのストーリーと同じ。これから、アニメのストーリーとスクスタのストーリー。どのくらい一致するのか、それは終始、見どころになりそう。
侑「自分の夢はまだ、無いけどさ。夢を追いかけてる人を応援できたら、私も、何かが始まる。そんな気が、したんだけどなあ」
失意の侑ちゃん。この発言は、侑ちゃんの、これまでにない立場を如実に表した発言と言えるかも。侑ちゃん自身のストーリーは、まだスクスタでは描かれていないもの。だから、侑ちゃんのなかで何が始まっていくのか。それは、とても大事なストーリーの見どころであり、そして根幹になってきそう。
買い物に行く二人。フリフリの衣装の前で考え込む歩夢。
門前仲町行きのバス。これ、ほんとにあるよね。それに乗って、帰る二人。どうも、二人のマンションは東雲にあるキャナルコート。ここ、『無敵級*ビリーバー』のPVに出てきたよね。発売になったグッズのパスケースも「東雲⇔虹ヶ咲学園」になっているし、ここが二人の住まいで間違いなさそう。
歩夢「私、好きなの!
ピンクとか、かわいい服だって、いまでも大好きだし、着てみたいって思う。
自分に素直になりたい。だから、見ててほしい。
私は、スクールアイドル、やってみたい!」
このシーン、泣いたよね。感動ですよ。
でもね、一つだけ、気になることがあるの。それは、歩夢ちゃんの気持ち。
スクスタでは、歩夢ちゃんがスクールアイドルを始めた理由は「あなたに誘われたから」だった。もちろん、歩夢ちゃん自身もスクールアイドルが好きって気持ちがあったけど、それは、「あなた」とぶつかって、初めて気づいた。「あなた」がいなければスクールアイドルを辞めようと思うほど、歩夢ちゃんの気持ちは他人本意だった。
でも、アニメのストーリーは違う。歩夢ちゃんは、まっすぐスクールアイドルが好きだと言った。小さな違いかもしれないけれど、私はこの違いは大きいと思う。歩夢ちゃんのストーリーがどんなものになっていくのか、スタート地点はすこしずれている。アニメでは、歩夢ちゃんは「自分に素直になりたい」から、スクールアイドルを始める。これが、歩夢ちゃんのスクールアイドルへの気持の根幹。これからどんなストーリーが描かれたとしても、最後はここに帰ってくる。そんな気がする。
Dream with You
そんなこと言ってる場合じゃないよ!!!!!!!!!!!
いきなり始まるアカペラ。歌いだす歩夢ちゃん。
ねえまって、え?いきなりソロ曲なの?確かに、虹ヶ咲の話はそういう話だけどさ。ちょっと、え?これ、9人全員ソロ曲が来るとかある?たしかに、これまでのラブライブ!はしっかり一人ひとりそれぞれに個人回を用意してきたから、出来なくはないけどさ.......。
それから、そのクオリティ―よ。あれだけ感動して『無敵級*ビリーバー』と同じだけのクオリティーが、ここに用意されてるじゃん。これ、毎回やられたら、本当に命が持たないよ?ねえ。もう来週が楽しみで怖いんだけど。ねえねえねえ。3形態のニューシングル、3回リリースされてそれぞれ3曲収録だったよね?じゃあ、9人それぞれ来ることもあり得る、というか信憑性高いわけだ。まじ??????????正気????????
あとね、曲ですよ、曲。久しぶりに、聴いた瞬間にびびっときちゃった。好き、って気持ち。これは自分にとって大切な曲になるって第六感の予感。完全にときめいちゃった。どうしてくれるの歩夢ちゃん。あなたの株も急上昇ですよ。ねえ。
『Dream with You』。Youと侑が被っているのは、この命名を最大限に生かしている感じがします。でもね、Ayaka Miyakeさんだからね。勝ちは約束されておりました。
しかも作曲はCarlos.Kさん。もうさ、勝ち確じゃん。まあもうね、圧倒されたんだけど。これはリリースはで待ちきれないやつですね。擦り切れるほど聴きます。聴いて待ちます。
侑「いつだって私は、歩夢の隣にいるよ」
スクスタのストーリーを読んでるとさ、これすらちょっと不穏に思えるよね。歩夢ちゃん......。侑ちゃんが隣にいなくなってしまう。そんな時間がくるのでしょうか。
期待と展望
EDは『NEO SKY, NEO MAP!』。ここにきて畑亜貴さん×小高光太郎さんですか。急にこれまでのラブライブ!に戻っていく感じ。ずるいなあ。
それでいて、これまでのラブライブ!にはなかった、おしゃれなED映像。虹ヶ咲のこのおしゃれな感じの演出、『未来ハーモニ』もそうだけど、死ぬほど好きなんですよね。これまでのラブライブ!とは違うという部分を、最大限生かしてるよな......。いいぞ、もっとやれ!
優しいタッチの背景に、優しさの中に強さもある曲。きっとこの曲に何度も泣かされるんだろうなあ。私が一番好きなのは、傘を差したメンバーの演出。侑ちゃんは黒の傘をさしてるんだ。この子たちの歩いていく道は、どれだけ雨が降っても、きっと止んで、それから虹がかかるような気がして、もう、楽しみでしょうがないよね。
最後は、コミカルな音楽とともにかすみん登場。そうだよね。この子がいないと、物語は加速していかないもんね。次回はかすみちゃん回の模様。こりゃあ、見逃せませんなあ。
第一話では、イメージ通りのゆうぽむやメンバーを回収しつつ、すこしづつ不穏な伏線がばらまかれ、それでいて、感動する展開もあって、見どころ一杯でした。
まだまだ、アニメでの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会がどういうストーリーを辿っていくのか、スクスタと同じように進んでいくのか、あるいは、全然違うストーリーになっていくのか。栞子ちゃんが登場するのかも合わせて、まだまだ見えていない部分は多そうです。
なにより、隅々まで完璧な作画。すでに期待を上回るストーリー。とても高い曲のクオリティー。そういう部分での不安は完全に一掃された気がします。やっぱラブライブ!はすごいんだって。これは覇権ですよ。一回も、いや一秒一瞬も、彼女たちの描いていくストーリーは見逃せないのです!
それではまた、来週お会いしましょう!
こばとん