ヨーロッパへの冒険
こんにちは。こばとんです。新型コロナウイルスがついに日本で感染拡大をはじめましたね。アルバイトで接客業をしている以上、他人との接触を避けられないのでとっても怖いのですが、もう一つ怖い理由があります。2週間後から海外旅行をする予定があるからです。
もう大学生活も終わり、来年からは完治まで最低2年という重病のおかげで大学院に入院せねばならないので、折角のこの機会、思い切って海外に行こう、という魂胆です。
コンセプトは2つ。ひとつは、今しかできない経験をすること。もうひとつは、見ておくべきものをしっかり見ること。
ということで、行先をして選んだのはポーランドとイタリアです。
まずはポーランドに4日間。
ワルシャワでは、現地在住の母の友人を訪ね、観光はもちろん、ワルシャワの人たちが普段生活しているようなところを見に行けたらいいな、と考えています。母の知り合いがいつまでワルシャワにいるかわからず、折角の機会なので、ポーランドに行ってみよう!というわけです。
母の友人はワルシャワでピアノを教えているので、音楽関係のこともいろいろ見れるかなあ......と。
あとは完全に私のサブカル的な趣味ですが、「ポーランド軍事博物館」には第二次世界大戦期の戦車が多く保存されている(T-34とかM4とかヘッツァーとか)らしく、ぜひ見に行ってガルパンおじさんの本分を果たしたいところですね。
つづいて鉄道でクラクフへ。クラクフは「ポーランドの京都」とも称される、歴史的な街並みを誇る街です。第二次世界大戦ではドイツとロシア激しい攻防のなか戦場となり、甚大な被害を被ったポーランドでは非常に貴重なことです。
クラクフへの旅はちょっとだけ豪華です。街のど真ん中のビジホに泊まるワルシャワとは違い、宿も旧市街の中、中央広場にほど近い宿をとりました。
滞在は2日。うち1日はクラクフ市街の観光に(余裕があればヴィリエチカ岩塩坑も?)、そして2日目はオフィシエンチムに向かいます。そう、アウシュビッツのことです。アウシュビッツは日本語ガイドをつけてのツアーになりそうです。クラクフからはちょっと距離があって、そこまで気軽にアクセスできるわけではなさそうなので......。ポーランドの地方鉄道路線にも乗ってみたいけどね(ポーランド比治安は悪いらしい)。
クラクフから再びワルシャワまで戻ると、翌日には飛行機でローマに向かいます。「イタリアに行く」といっても、目的地はローマだけです。スタンプラリー的な旅行よりは、その場所その場所での経験に重みを置きたいので......。
といっても、ローマではがっつり観光をします。2日目には、スペイン広場、トレヴィの泉、フォロ・ロマーノ、コロッセウム、真実の口などを巡り、オーソドックスなローマ観光をするつもりです。塩野七生『ローマ人の物語』を中2の時に全巻読破した身としては、ローマ時代の遺跡はもちろん見ておきたいからね。
一方で、とくに注力するのはヴァチカンです。ローマ滞在初日の午後にはサンピエトロ大聖堂へ。さらに、3日目の3/11は水曜日なので、教皇の謁見を見に行くツアーに参加して、週に一度の教皇謁見を見に行く予定です。その日の午後にはヴァチカン美術館に行って、一日をヴァチカンに費やします。宿もヴァチカンの近くにしてあるしね。
別に私はカトリック教徒でもなんでもないのですが、不思議とカトリックには縁があります。それなら、しっかりキリスト教とは何か、見てきたいのです。
ローマ観光を終えたら、朝の飛行機でワルシャワに戻ります。ここで、その日の午後に特に用事がないのですが、まあ、ゆっくりお土産でも買おうかなあ、と。
3/13にワルシャワを出て、3/14には東京に戻ってきます。
と、しっかりその行程も決まって予約もとったのですが(予約とかとるのにもめっちゃ苦戦したけど)、不安は尽きないのです。一番最初に話したコロナウイルスもめちゃくちゃ怖い。あと、飛行機に乗るのがめちゃくちゃ嫌い。特に着陸時に耳が痛くなるのがとっても苦手です。それに、なにしろ、私自身ほとんど海外経験がないのです。
海外にいったのは、高1の3週間のカナダでのホームステイと、大1の3日間のマレーシア旅行だけ、しかも前者は牧歌的なカナダの地方都市で穏やかな日々を送っただけで、後者はしっかり現地ガイドに護られつつ、父親(とあと中国人留学生と)マレーシアを巡っただけなので、完全に温室育ち状態なのです。
ヨーロッパの中でもかなり治安が良い方であるポーランドはまだしも、スリで有名なイタリアは怖いですよね......。経験者の皆さんはどんなスリ対策を講じていますか?いろいろご教示いただければ幸いなのです。どういうバッグを使ってるとかね。
イタリア語はまだしもポーランド語はわかんないからね.....。拙い英語でどこまで頑張れるか。
と、そんな感じで、もうすぐどきどきの卒業旅行がやってきます。そもそも新型コロナウイルスの影響で行けなくなったり自分が新型コロナウイルスに罹患したりしたら元も子もないですが、いざ現地に降り立っても前途は多難になりそうです。
まあきっと現地でもTwitterにはいるでしょうし、今回の旅はしっかりとブログに記録を残したいと思っています(というかこうやって自分にブログ更新のプレッシャーをかけていきたい)ので、乞うご期待。
楽しい旅行になればいいな、と思っております。
それでは、またお会いしましょう。