ニジガクカウントダウンウィーク!#7 LIKE IT! LOVE IT!/楽しいの天才

 9月12日、13日に、無観客有料配信ライブとして配信される虹ヶ咲学園スクールアイドルの2ndライブ、『Brand New Story』と『Back to the TOKIMEKI』。遂に一週間に迫ったライブに期待感も高まります。

 当ブログでも、ライブに向けて何か盛り上げていきたい.......ということで、「ニジガクカウントダウンウィーク」なる企画を始めることとします!

 熱心なファンのみなさんにはお分かりのとおり、3rdアルバム発売へとラブライブ!公式YouTubeチャンネルが行っていた「ニジガクみゅ~じっくウィーク!」のオマージュ(というよりむしろパロディー?)である当企画。2ndライブ当日に向けて、3rdアルバム収録の各曲を聴き込みつつ、ニジガクのストーリーを深め、その醍醐味ともいえるスクスタのキズナエピソード・ストーリーを読み込んで、曲の世界観やライブでの注目ポイントをおさらいしていきたいと思います!

 

 ライブまであと7日の今日9月5日は、優木せつ菜『LIKE IT! LOVE IT!』、そして宮下愛『楽しいの天才』です。それでは、いってみましょう!!

 

M1:『LIKE IT! LOVE IT!』~「大好き」をもらったから


【ニジガクみゅ〜じっくウィーク!〜9週目〜】LIKE IT!LOVE IT! / 優木せつ菜(CV.楠木ともり)

 「本気」系スクールアイドルの優木せつ菜ちゃん。

 ニジガクのメンバー発表時から「制服や普段着が不明」だったり、後に「本気」になるスクールアイドルの肩書が「????系」だったり、さらにはスクスタのメインストーリーで実は正体が生徒会長の中川菜々であり、優木せつ菜はいわば「芸名」であることが明らかになったり。何かと謎が多く、様々な推測が流れ、注目される存在でした。

 ストーリーが進んでいくと、彼女が「大のスクールアイドルオタク」であり、さらには守備範囲の広大なオタクであることが明らかになると同時に、しかし「元生徒会長」の肩書に偽りなく真面目でストイックな性格であることなど、その個性が深掘りされていきます。

 同時に、彼女はメインストーリーのなかでも重要な存在となっていきます。せつ菜には生徒会長の適性がないと豪語し、「自分がスクールアイドルに就任したらスクールアイドル部を廃部にする」と宣言した三船栞子との生徒会長選挙。ニジガクの仲間たちの協力もむなしく、せつ菜は栞子に生徒会長の座を明け渡します。「生徒会長」というポジションはラブライブ!シリーズには欠かせない個性の一つであると言えるかもしれませんが、彼女はその個性を失ってしまったのです。

 しかし、栞子の発言は決してせつ菜を攻撃することだけを目的としたものではなく、むしろせつ菜の抱える事情を的確に見抜き、結果的により良い方法へと導くものであったことは、過去の記事でも言及した通りです。

   ↓記事はこちらから。

tsuruhime-loveruby.hateblo.jp

  せつ菜が生徒会長をする理由は、あくまでも「親から反対されるスクールアイドル活動を親に見つからないよう隠れてするため」でした。せつ菜自身が生徒会長というポジションに強い熱意と使命を感じていたというよりは、「親の反対」というせつ菜自身が解決できない問題を棚上げにし、「生徒会の活動だから」という名目をつけて、スクールアイドル活動の時間を捻出していたのです。せつ菜自身は、生徒会活動も、スクールアイドル活動も、そして学業でも好成績を残すなど、非常に能力が高く、それだけに「逃げとしての生徒会長」であっても、きちんと結果を残せていたのでしょう。しかし、それがあくまでも「逃げ」であることを、栞子はしっかりと見抜いたのです。

 結果として、生徒会長の座を失ったせつ菜は親の説得に臨みます。キズナエピソードでは、説得は当初は不首尾に終わり、せつ菜は家出を敢行します。メンバーの家を渡り歩き、最後は「あなた」の家に泊まったせつ菜。そこで「両親に自分の気持ちを伝えていなかった」ことに気づかされたせつ菜は、ついに自らの舞台に両親を呼び、そのパフォーマンスをもって両親の説得に成功するのです。

 

 「大好きを伝えられること」がせつ菜の表向きの個性、そして長所だとしたら、「逃げてしまうこと」、これがせつ菜の裏の個性、そして課題となる部分とでしょう。

 せつ菜はとにかくまじめで優秀です。両親の厳しい教育と高い期待にも、十分に応えてきたのでしょう。しかし、子どもの人生は親のものではありません。時には親と違う意見を持つこともありますし、親の期待を裏切ってしまうこともあるでしょう。しかし、それで決してすべてが否定されるわけでも、人生を失敗したわけでもありません。自分の人生は自分の人生。自分の意見は自分の意見なのです。これを知ること、それが「自立」です。せつ菜は栞子によって「逃げの生徒会長」の座を追われ、あなたに背中を押してもらうことによって、初めて両親に自らの意思を届け、「自立」に成功したのです。

せつ菜「いいえ、とんでもない!私はただ隠すことばかりを考えていた......だから、あなたのおかげ、あなたが導いてくれたおかげなんです!

              スクスタ せつ菜キズナエピソード16話より

 「隠していること」はもうなにもなくなったせつ菜。「自分の気持ちに正直でいよう」という想いは、2ndアルバム収録の『MELODY』にも、せつ菜らしく大きな声で、めいっぱい詰まっています。

 

 3rdアルバム収録の楽曲『LIKE IT! LOVE IT!』誕生までのストーリーは、「ライブでの失敗」が描かれる、キズナエピソードとしても異色のものです。

 「大好きを広めたい」ーその強い目標を掲げるせつ菜は、ファンクラブ設立を断ります。「枠を設けずに、一部の人だけではなく全ての人に自分に気持ちを知ってもらいたい」。せつ菜が持つスクールアイドルへの高い理想が、まさに具現したものです。

 ファンから熱いメッセージを受け取ったせつ菜は、「みんなの大好き」を届けたいというコンセプトのもと楽曲を作り、ソロライブに臨みます。

 しかし、ファンは熱狂するも、せつ菜自身は不完全燃焼といった様子でした。満たされない心を訝しむせつ菜に、栞子がこうコメントします。

栞子「せつ菜さん、ご自身でわかっていなかったのですね。それは当然のことだと思います。だってあれは、いつものせつ菜さんのやり方ではありませんでしたから。」

「いつも通りではありませんでしたよね。誰かの「大好き」を代弁しようとしていました。誰かの気持ちに寄り添ったからと言って、それを本当の意味で共有することは難しいのではないでしょうか?」

せつ菜「そ、そんなことありません!私がもっと、みんなの「大好き」をしっかりと受け止めて理解すれば、「大好き」だって気持ちは伝わります!」

栞子「「しっかりと受け止めて理解する」......ですか。その考え方は、独善的だと思いませんか.......?」

             スクスタ せつ菜キズナエピソード19話より

  「独善的」ですか。そうか、「独善的」......。ぱっと読んだだけでは、せつ菜のやったことが「独善的」だとまでは思わない。では、どうして栞子は、せつ菜のソロ曲への姿勢を「独善的」だと感じたのか......。

 既に生徒会長選挙でみてきた通り、栞子はストレートに強い言葉を話すので誤解を招きやすいきらいがありますが、決して悪意があったり、見当違いだったりしないのは、既に上に挙げた過去の記事でも見てきた通りです。栞子の言葉の中には真実があるはずです。

 きっと栞子は、「ファンクラブを作って一部のファンを優遇するのではなく、すべての人に伝えたい」。しかし、「みんなからもらった大好きを、すべて理解して伝えたい」という二つのせつ菜の方針が、矛盾しているということを伝えたかったのでしょう。門戸を広く取れば、その分ファン一人ひとりとの濃度は薄まってしまう。もちろん、努力次第でその濃度は高くすることができるかもしれませんが、限界があります。

 そうであるにも関わらず、せつ菜は「みんなの大好きを理解できる」と信じて、他人の大好きを自分が届ける、ということに挑戦しました。私は、決してどちらも間違った方針であるとは思いません。しかし、それは両立しないのです。せつ菜は神様ではないのですから。せつ菜の「大好き」を届ける力は、想像以上に大きな人たちを動かすことができるかもしれません。しかし、それは決して人の「大好き」を完全に理解し、それをみんなに伝えることができるというわけではないのです。むしろ、人間は十人十色であり、その範囲が広がれば広がるほど、そのすべてをこころから理解することは難しくなるのです。

 せつ菜がやっていること一つ一つは正しくても、それが完全に矛盾しているのなら、それはむしろ間違ったことになってしまいます。栞子はそれを「独善的」と称したのでしょう。

 せつ菜が目指す世界は「誰もが「大好き」を言える世界」です。しかし今回のせつ菜のソロライブは、その目標とはかけ離れてしまいました。誰かの「大好き」を理解した気持ちになって代弁してしまうのは、むしろそれぞれの「大好き」の多様性を失わせてしまいます。せつ菜はこれまで自分の「大好き」を伝えることで、ファンに勇気を与えてきました。今回のやり方は、せつ菜の「いつものやり方」ではなかったわけです。

 

 『LIKE IT! LOVE IT!』は、これまでのせつ菜のソロ曲である『CHASE!』、『MELODY』の系譜を完全に引き継いだ、せつ菜らしい爽やかでしかしエネルギッシュなナンバー。スクールアイドルへの想いを歌った『CHASE!』、両親に思いを打ち明けしっかりと自分と向き合った清々しい気持ちを乗せた『MELODY』。『LIKE IT! LOVE IT!』も、これまでと同じように、せつ菜自身の想いを、そのままにまっすぐにメロディーに乗せた一曲です。

 注目は2番の歌詞。

「誰かが否定をしたとしても 私は絶対味方だから」。

                   『LIKE IT! LOVE IT!』歌詞より

 栞子からまっすぐな「大好き」という気持ちをもらって、せつ菜は自分のライブの魅力に気づくことができました。大好きな同好会のメンバーが、誰かが自分の味方をしてくれる。そんな心強さを、せつ菜は『LIKE IT! LOVE IT!』にまっすぐ乗せて歌います。同じやり方。変わらないメロディー。それでも、せつ菜の内面が大きく変わっていることは、もうみんな気づいているはずです。

 

 優木せつ菜役の楠木ともりさん。若くして才能あふれる彼女は、自身が作詞作曲を行うほどの「表現者」ですし、自らが演じるせつ菜とまっすぐ向き合っていることがとてもよく伝わってきます。そんな彼女の「自分は髪が短いので、そういう部分が気にならないように」と、舞台の上でせつ菜に少しでも近づけるように、という強い想いが伝わってくるコメントが『LoveLive!Days 虹ヶ咲SPECIAL』に掲載されています。しかし、2ndライブのパンフレットでは、髪を長くして、よりせつ菜自身に近づいた楠木さんの姿がありました。せつ菜とともに成長して、舞台の上でさらなるシンクロを見せてくれる楠木さんからも、目が離せません。

 

 

M2:『楽しいの天才』~「楽しいの天才」が乗り越えてきたこと 


【ニジガクみゅ〜じっくウィーク!〜8週目〜】楽しいの天才 / 宮下 愛(CV.村上奈津実)

 「スマイル」系スクールアイドルの宮下愛ちゃん。

 ギャルの見た目をして、高いコミュ力をもっているけれど、おばあちゃんっ子でぬか漬け好き、さらには独特なセンスのダジャレを飛ばすなど、そのギャップが魅力である愛。

 実家はもんじゃ屋(モデルになっているのは門前仲町の「三久」さん)。両親は共働きで忙しく、愛自身はおばあちゃんによって育てられてきた。一方で、「もんじゃ屋の看板娘」という立場もあり、非常に愛想よく、誰にでも人当たりのよい性格はこのあたりから来ているものが大きいと考えられます。

 その明るい性格は、キズナエピソードでも存分に発揮されています。学校中に友だちがいたり、カラオケに大量に友だちを招いたり......。高い知名度を誇る愛は、ニジガクのメンバーも面識は無くとも知っているほどでした。

 そんな愛ですが、キズナエピソードでは積極的に自宅に「あなた」を招きます。ここまでプライベートを積極的に見せているメンバーは、おそらく愛だけでしょう。分け隔てのなさ、隠し事をしない感じ、気前の良さ。愛が多くの人から愛される理由が垣間見えます。

 ところで、愛の家庭事情は、少し気になるところです。

 「両親は共働きで、おばあちゃんといた時間が長い」と語る愛。しかし、愛は同時にもんじゃ屋の看板娘的な存在であり、お店の近所の人たちにも愛され、常連さんとも仲良くしているだけに、愛の生活はもんじゃ屋と切り離して考えることはできないものだと思います。

 もし両親がもんじゃ屋を経営しているなら、両親と店先で過ごしている時間もそれなりに長いと考えられます。それに、もんじゃ屋は昼から、あるいは多くの店は夜のみの営業をするお店も多いのです。両親と過ごす時間が全くない、というのは不思議ではあります。それとも、両親は別の仕事をして、もんじゃ屋はおばあちゃんが経営しているのか......。

 ちょっと考えすぎかもしれませんね。どちらにせよ、「おばーちゃん」と「おねーちゃん」。この二人は、愛にとって大切な存在です。

 しかし、その「おねーちゃん」は、実の姉ではありません。近所に住む年上の女の人、川本美里を、愛は実の姉のように慕っているのです。

 体が弱い美里。友達の少なかった美里を見つけたのは愛でした。愛は美里のことを気にかけると、寝込んでいるときはなにがあったのかを美里に話し、寂しい思いをさせないようにしていたのです。愛を特徴づけるダジャレも、美里に喜んでもらえたことがそのきっかけであったと、愛は話しています。

 「気配り上手」な一面が、愛の大きな魅力であることは間違いありません。璃奈との関係もそうでした。表情をうまく表せないことを悩んでいた璃奈に愛が提案したのが、「璃奈ちゃんボード」でした。そもそも、根本的にタイプの違うように見える愛と璃奈、あるいは愛と美里の仲がいいことこそが、愛という女の子の本質を示しているような気がします。助けが必要な人に寄り添うことができる、それが愛の最大の魅力なのです。

 

 美里を笑顔にしたい。そこを原点としている愛は、持ち前の明るさをスクールアイドル活動でも武器にしていきます。

 『めっちゃGoing!』は、とにかく前向きな歌詞が特徴。愛らしい「ノリの良さ」は、歌詞にもテンポにも全開に表れています。ラブライブ!シリーズの新たな定番トラックメイカー、Carlos.Kさんのキャッチーで魅力たっぷりなメロディーは、愛の楽曲の最大の特徴でもあり、ライブでは必ず場を盛り上げてくれる、「宮下愛」というスクールアイドルを的確に表している面はさすがといえるでしょう。

 

 キズナエピソードで描かれる各メンバーの「ファンクラブ設立」。愛のファンクラブ「愛トモ」は、副会長は美里が務め、愛へのサプライズも行われるなど、その団結力は目を見張るものです。

 『友&愛』は、そんな愛トモのための一曲。愛が、愛トモのために作詞したこの曲は、タイトルから歌詞まで、しっかりと「愛トモ」が意識されています。「人はみかけによらないもんだよね」は、まさに愛そのものであり、さらには愛の交友関係も表している、そんな言葉だと思います。

 

 そして、3rdアルバム収録曲の『楽しいの天才』。今回もAkira SunsetさんとCarlos.Kさんの黄金タッグによって作られたこの曲。「楽しい」をテーマにした前向きな歌詞、ノリの良いメロディ―は、それまでの愛の曲のコンセプトをしっかり引き継いでいます。ここは『LIKE IT! LOVE IT!』に通じるところがあるかも。

 「楽しいを作れる」。あなたからの指摘を受けた愛は、人を元気づけるライブをするために、「病院」をライブ会場に選びます。

 「病は気から」。どうしても不安になってしまう場所。それが病院です。愛は、そんな病院にいる人たちに元気を与えたいと、病院でのライブを計画します。

 

 ところでこの『楽しいの天才』。あっけらかんとしてオープンな性格であるにも関わらず、これまであまりわかってこなかった愛の内面が、少しだけではありますが、表現されています。

 

「くだらないジョークを言える今日は いつも通り平凡で幸せな日だ」

「最初は本当泣き虫で 凹むことばっかりがありすぎて こんな自分がとっても嫌い でも今は強くなりたい」

                                                      『楽しいの天才』歌詞より

  これまでの『めっちゃGoing!』、『友&愛』でも、いつも明るい愛さんが見せるちょっとした陰というか、ネガティブな部分が描かれてきていました。しかし、核心といった部分までは、まだ描かれていなかったと思います。

 しかし、『楽しいの天才』は違います。きっとこの歌詞は、なにか一般的なことを歌っているのではなく、愛自身の経験を踏まえて、等身大の気持ちを歌っているのだと思います。

 「泣き虫」とか、「自分が嫌い」とか、そこまでのことは、キズナエピソードを読んでいてもなかなか読み取れません。しかし、「雷が怖い」など、実は怖がりな一面は見せています。もしかしたら、かつての愛ちゃんは、「泣き虫で気分が嫌い」な女の子だったのかもしれません。

 きっと愛さんには、まだまだ語られない、「平凡で幸せ」でない日が、「泣き虫で嫌い」な自分が、かつて存在していたのだと思います。愛が「助けが必要な人に寄り添える」のは、もしかしたら愛自身がかつて「たすけが必要な人」だったのかも、と妄想します。美里に笑顔を届ける、その経験こそが愛を大きく変え、もしかしたら愛自身の分だけではなく、美里の分まで、いやもっともっと多くの人の分だけ楽しみたい。そしてみんなを笑顔にしたい。そんな愛の想いが、込もっているのかもしれません。

 

 宮下愛役の村上奈津実さんは、もともと「ダンスが苦手」だったと本人も語っています。ラブライブは、決して歌が上手い、演技が上手い、ダンスが上手い、そんな完璧なキャストを集めるプロジェクトではありません。そのキャラクターにもっとも寄り添える、キャラクターと向き合える、キャラクターと一体となれるキャストをオーディションで選んで、キャラクターとキャスト、二人が二人三脚になって、一緒に成長していく。それがラブライブであり、ラブライブそのものがスクールアイドル活動、そしてその青春を体現している部分でもあります。

 そんな村上さんは、大変な努力を積み重ねて、苦手のダンスを克服しました。愛はどちらかといえば運動神経の高いキャラクターで、きっとその乖離には苦労し悩んだと思います。しかし、1stライブ、あるいはラブライブ!フェスで、村上さんは完全に「宮下愛」とシンクロしたパフォーマンスを見せてくれました。

 今回、『楽しいの天才』で村上さんが挑戦するのは、愛によるラップです。レコーディングの段階ならまだしも、ダンスと一緒にラップを披露するためには、それだけの肺活量、体力がさらに必要になるでしょう。

 しかし、既に「宮下愛」に少しでも近づくだけの努力を、あれだけ見せてくれた村上さんです。2ndライブでは、完璧なラップとともに、見事なダンスでライブを盛り上げてくれる「宮下愛=村上奈津実」さんを、しっかりとこの目に焼き付けることができることは間違いありません。

 

 

 ライブまであと7日。今日は、『LIKE IT! LOVE IT!』、『楽しいの天才』の二曲についておはなししてきました。

 「大好き」を届けたいせつ菜。「楽しい」を届けたい愛。2人がそれぞれの形で届けてくれる「スクールアイドルの素晴らしさ」を受け取れる日が来ることが、楽しみで仕方ありませんね。

 それではまた、明日お会いしましょう。

 ライブまで1日1日、頑張って行きましょうね!

 こばと